梵鐘供出の図
第二次世界大戦中昭和17年(1942年)10月4日に七尾市内の寺院の梵鐘が政府による金属供出命令によって供出されました。現在の市役所の敷地内にあった袖が江小学校の前庭に集められた梵鐘たちを前に読経する僧侶たちの姿です。仏法の響きが世界中に広まるようにとの願いによってつくられたはずなのに兵器へと姿を変えさせられようとしている梵鐘たちの前で僧侶たちはどんな思いを胸に読経したのでしょうか。。。この翌日、袖が江小学校が火災により全焼したため、梵鐘のたたりではないかなどと、さまざまなウワサが市民のあいだで流れたそうです。












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